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月は昇りぬ

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一日にひと息ため息つきをれば三十一文字の月は昇りぬ



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 花は満開のときに、月は曇りなく、澄み切ったときばかりを見るものであろうか。いやそうではない。雨に向かってみる事のできない月を恋しくおもい、簾を垂れて閉じこもり、春が過ぎていくのを分からないというのも、やはりしみじみと趣の深いものだ。

「徒然草」花はさかりに 

意訳は自分ですので、こまかいところは悪しからず。 
その境地に達するのはいつのことやら、と思うが、しかし、そういうものに眼を向けられるようにはなりたいものですね。
Commented by Pubcom156 at 2012-11-23 22:58
こんばんは
雨に向かって見ることのできない月を思い...という心境にはなかなかなれませんが
雨の日に雨の日ならではの紅葉を楽しむこともできるのは日本人ならでは、なんて思ったりすることではダメでしょうかね。
Commented by thejetmole at 2012-11-23 23:41
徒然草、自分もとても好きです
特に、あだし野の露消ゆる時なく、で始まる段の 「世は定めなきこそいみじけれ」 
振り返ってみて、本当にそう思いました
Commented by eureka_kbym at 2012-11-24 01:59
Pubcom156さん
それいいですよね!
僕も少しだけ紅葉を撮影してきました。どんよりとした一日でしたけど、それもまた一興。写真こそ、一般的美的感覚だけではない視点が必要ですよね。
とにかくも今日のどんよりかげんは素敵でした。
素敵な一枚を!!
Commented by eureka_kbym at 2012-11-24 02:10
thejetmoleさん
あだし野の露のようなはかないものが消えるときはなく、鳥辺山の荼毘に付す煙のようにはかないものが消えないで、というように、人もまたこの世の果てまで住みおおせる習わしであるならば、どんなにかもののしみじみとした情趣もなかろうか。この世は定めがないからこそすばらしいのだ。
生きているものを見ると、人ほど長く生きるものはいない。云々・・・・・・。
 ですね。僕も好きです。
 しかし、この儚さを主張する作者の、他の作品のとびっきりの明るさだったり、乾いた美学だったり、ときには滑稽だったり、人間くささだったり、そういう厚みがあるからこその「あだし野の露」の説得力なのだと思います。
 とにかく彼の筆量、ツイッターやブログが当時あったら、そうとうな手練だったことでしょう。
by eureka_kbym | 2012-11-23 10:53 | X100 | Comments(4)

little island walking,

現在、EOS6D EOS5Dmark2 X100 X100Tを主に使ってあちこち撮り歩くだけのブログです。http://eureka69.exblog.jp/fp/cameras

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