昼間の足下
2008年 03月 29日
本当にまっすぐに生きる人は
自分の足下に
影を映します
そうして決して
その影と同化しません
けれども自分の足下に
自分を映した影があることを
きちんと分かっています。
そしてその影との距離を
きちんと測っています。
朝から夜にむけて
影の傾くのを
しっかりと分かっています。
その光と影を含めて
僕は僕なのだと
きちんと受け入れているのです。
そうして夜
自分の影がどこにも見当たらなくなったとき
そういう人はきちんと
自分の所在を確かめるように
好きな人の隣や
愛する家族や
ときにはすっかり安心できる自分の部屋で
ぐっすり眠れるように
大きくからだを預けるのです。
昼間
自分の影が見えなくなったら
要注意です。
ふと
足下をみる余裕くらい
あるほうが
ちょうどいいのかもしれません。
by eureka_kbym
| 2008-03-29 10:08
| EOSKissDigitalX
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